品詞分解
みなさん、品詞分解を覚えていますか。
中高生のみなさんは、当然覚えていますよね。
品詞というのは、言葉の分類です。
名詞、形容詞、動詞、助詞、、、など
今回は英語に焦点を当てて、書いていきます。
英語の文章における基本は、
主語+動詞 です。
これは英語学習者であれば、ほとんどの人は理解していることと思います。
ここから少し高校英語の内容に触れています。
不必要な方は、少し読み飛ばしてください。
英語の文章における基本を、
高校英語の視点で考えると、
第1文型 S V (M)
第2文型 S V C (M)
第3文型 S V O (M)
第4文型 S V O O (M)
第5文型 S V O C (M)
S:主語、V:動詞、C:補語
O:目的語、M:修飾語(句)
これら5つしかありません。
例えば、次の英文を見てください。
He made a mistake in a report public.
これはどんな意味の英文でしょうか。
①彼はレポートで公に間違いを作った。
②彼は公の報告書で間違いを犯した。
③彼は報告書での間違いを公にした。
正解は③です。
では、続いて、単語ごとに、品詞を考えていきます。
みなさんも考えてみてください。
He made a mistake in a report public.
He:代名詞、
made:動詞、
a:冠詞、
mistake:名詞
in:前置詞、
report:名詞、
public:形容詞
このようになります。
さらに、先程の文型に当てはめると、
He:S
made:V
a mistake:O
in a report:M
public:C
となります。
品詞分解の利点
英語におけるルールは様々です。
ルールに基づいて品詞分解をする利点は、
・文の構造を理解できる
→ 意味を理解できるようになる
・副詞や形容詞の働きを理解できるようになる
→ 文章の意味を感覚ではなく、理論的に理解できるようになる
英語では、大抵の場合、動詞が主語のあとにあったり、
副詞が動詞の前にあったり、
様々なことが見えてきます。
国語でも同様のことを行うと、
文章に書いてある内容が理解できるようになります。
ここで、英語を学習する上で取り組んでほしいのは
「新しい単語を調べるときに、品詞も確認すること」です。
今、担当させていただいている生徒(高校生)には、
これを徹底して教えています。
これができないと、自分のレベルより難易度の高い英文に取り組んだときに、
単語はわかっているけど意味が読み取れない
といったことが起こり得ます。
これをしっかりマスターして使いこなせるようになったとき、
英文法への理解ははるかに伸びています。
また、国語の品詞分解でも同じようにできるはずなので、
国語の成績アップにもつながります。
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