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理科の勉強方法~記述問題に強くなるために~

春日山校教です。

入試やテストが近づくと

理科の需要が増えてきます

 

正直、理科は点数を…上げやすい科目

これは間違いありません

 

やりようによっては1〜2ヶ月で

入試の過去問や模試の過去問のレベルなら

2〜30点ほど上がることも珍しくありません

 

今回はその中でも

毎年新潟県高校入試で20点以上を占める

記述問題について

対策の仕方を紹介していきます!

 

キーワードは必ず抑える

理科の記述問題

さまざまな単元に散りばめられており

全部を覚えるのは大変…

 

でもそれ以上に

「何をどこまで書けばいいんですか?」

と生徒に聞かれることが非常に多い

 

重要なのは

キーワードが不足していないこと

 

例えば

「肺がこのような作りになっているのはなぜか」

という問い

 

よくあるキーワード不足の回答は

「表面積を増やすため」

「ガスの交換効率を良くするため」

この二つ

 

どちらも間違ってはいないのですが

回答的には△になってしまいます

 

「表面積を増やすため」

増えるとどうなるの??

 

「ガスの交換効率を良くするため」

なんで効率が良くなるの??

 

と突っ込める要素があるんです

 

理科の記述問題では

何で?どうして?

と突っ込まれないように答えるのポイント

先ほどの問題では

「表面積が増える」「交換効率が良くなる」

この二つがキーワードなので

「表面積が増えてガス交換の効率が上がるから」

がベストアンサーですね

対策の仕方

記述問題の大半は

「なぜ」

という問いに答える形になっています

なぜ〇〇なのか?

〇〇なのはなぜか?

という問いです

 

そしてこの問いの約8割は

実験関係から出題されます

 

そしてそれも大きく分けると

・沸騰石を入れるのはなぜか

のように

危険が伴う実験の失敗を防ぐため

について答えるもの

 

・銅粉を満遍なく広げるのはなぜか

のように

実験を成功させるためのこと

について答えるもの

 

の二つに分けられます

たまに発生した物質の性質について聞かれることもありますね

 

中学校ではさまざまな実験がありますが

学校で実際に行う実験は3割程度

教科書に載っているけどやっていない実験の方が大半かと思います

 

実際にやった実験は経験が記憶となって

意外と定着しているものです

 

だからこそ

学校でやらなかった実験については

・実験方法

・注意点

・発生する物質(と、その性質)

を集中的に復習すると記述問題にも対応できるようになります

 

採点者は無知な素人

最後に、ここを意識するだけで

回答の精度がグーーンと上がるポイント

 

それが

採点者は無知な素人

だと意識すること

 

いや、実際はその科目を専門にしている人が採点しています

けど、採点時の目線は

その科目について知識のない素人の目線

 

模範解答に沿って答えられているか

を基準に丸つけをしています

 

だから

これくらいはわかるでしょ

っていう思い込みが

一番原点につながるわけです

 

これは学校のテストよりも

模試や入試で顕著に現れます

 

残念ながら学校の先生ほど慈悲深くはないんです…

 

 

これは私も普段から気をつけているポイントで

「定期テストなら多分丸になるけど、模試なら良くて三角かな」

と辛めに採点をしています

 

そのおかげか

2〜3年指導をしている高校1年生たちで

不足のある回答をする生徒はほとんどいません

理科の講習を受けた中学生たちも

記述問題の回答の精度は非常に高いものになっています

 

ちょっとくらいなら多めに見て自信を付けさせる

これもありかと思いますが…

自分の性分にあってないのと

先を見据えてプラスになる気がしないので

むしろ厳しめに採点しています

 

今回の内容は

学校ではあまり指導しない内容となっています

もしお子様が理科でお悩みを抱えているようでしたら

ぜひ、共有していただけると幸いです

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